プッチョピアノ

中に二人います

新入社員と先輩面する社員にいいたいこと

この時期になると毎年、新入社員に関する話が噴出する。
特別な事例をまるで新入社員全員がそうであるかのような物言いで批判する言説が目立つ。
ダメな奴もいれば、すごい奴もいるし、欠点ばかりのやつはいないし、美点ばかりのやつもいない。

ネットで以下のような内容が話題になっていたので、私の思いを書いてみる。

heksoku.com

 

 

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事故

今日コンビニで走り回ってる四、五歳の女の子にであった。

元気だな、と思いながらコーヒーを選びに奥へと進む。

陳列棚の前で思案する。どのコーヒーにするかは決まっているが、どれにしようか迷っている人の振りをする。

ドンッ!!

下半身に何かがぶつかった。

唐突な小さな衝撃に思わず

おうっ!!

と思いの外大きい声を出してしまう。


先ほどの女の子だ。

私のどこかが気に入らなかったのだろう。彼女はその全質量をもって言葉にならぬ思いをぶつけてきた。

私がつかの間どこが至らなかったのか反省にふけっていると、彼女はまた走り出した。

そして、こけた。ぱた。すく。にこ。

こけて立ち上がった彼女は、私に全力の笑顔を向けてきた。

恥ずかしがっての照れ笑いではなく、笑顔だった。それは純度100パーセントの笑顔だった。

彼女の笑顔のためなら、どんな理不尽な暴力を受けようとも耐えよう。

そう心に誓った。


そして、いつものコーヒを手に取り照れ笑いでレジへと向かう。



人生を充実させるために

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!

何が君の幸せ 何をして喜ぶ
解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

某アニメ作品の主題歌の一節である。

ふとした瞬間に頭に浮かび、私を悩ませるこの命題。

私はこれと日々戦いながら生きている。

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集団ってなんなのさ

人は、完全な個として生きることはできない。
社会的な存在としてでないと自分を認識できないし、自分のためだけに生きることには限界がある。

なんて大仰な話は放っておこう。

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アメリカンスナイパー

戦争 家族 仲間 愛

アメリカを象徴する映画だった。

戦争の悲惨さを描きつつも、アメリカ側の主観での映画。

戦争の是非については、根本的には是にたっている。

戦争も、愛国心も、「なにそれ?」みたいな日本人には

あまり受け入れられないかもしれない。

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あんぽってなあに?

なんか、最近テレビで集団的自衛権とかあんぽがどうとかさわがしい。

 

街頭インタビューで街行くみんなが、

「戦争したくない!」

「私も徴兵されちゃうの!?」

「戦争行けっていうなら、行けっていうやつがまず行けよ!」

的なことを口々に応える。

 

たしかに、徴兵されるのはいやだ。

戦争もしたくない。

もっともだ。みんなの言うとおりだ。

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自由な社会の不自由

我々は自由である。

何をしてもよい。

でも皆が皆、自由に行動していたら安心して暮らしていけない。

だから、社会に属する人間には自由の調整としてルールを設け、人々の行動に制約を課している。

高校時代、そう習った。

つまり、~してはダメ、という禁止の数だけ自由があるのだ。

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老婆心を駆逐せよ

「あなたのためを思って言っているのよ!」

なんて白々しい言葉をあびせられたことはないだろうか。

この言葉に本当の愛なんてかけらもない。
この言葉を発した本人は、言いたいから言っているだけだ。

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人類の繁栄と人見知り

私は幼少の頃より人見知りである。

初対面の人とはほとんど会話ができない。

何を話していいか分からないのである。

私からすれば、何も知らない初対面の人と話すことが

ないのは当然のことである。

人見知りしない人々は、何故普通に話せるのだろか。

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Re「休息のススメ」

私は無神論者である。

だが、毎週水曜日、私は天を仰ぎ、神に文句を垂れる。

 

「おお、神よ。なぜあなたは世界を7日間で創りたもうたのか。」

 

神が世界を7日間ではなく、3日間で創っていれば世界はどうなっていただろう。

世界は今よりもっと平和であったに違いない。

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Re「学問のススメ」

先日こんな研究成果が話題となった。

「銃所持率と殺人率に統計的関連性、米研究」(2013/09/13)
http://www.afpbb.com/articles/-/2968025?pid=11340935

要するに「銃所持率が増加すると、銃器による殺人率が増加する」という研究成果である。

なんて刺激的な研究なんだ!
と、あなたは感じるだろうか。

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